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新NISAはこれでいく!商品編

前回に引き続き、具体的な購入商品を決定していきます。

さて、ここまででどのようなアセットに投資を振り向けるかを考えてきました。

次は、具体的に何をどれだけ購入していくか決めていきます。

全体の戦略

全体としてはいわゆる「コア・サテライト戦略」と呼ばれるものに近い形となります。

つまり、王道のインデックス投資をコアとして、それ以外の高配当狙いやオルタナティブ商品をサテライト的に購入するといった戦略です。

新NISAではつみたて投資枠と成長投資枠に分かれていることを活かし、

つみたて投資枠でコア商品を、成長投資枠でサテライト商品を購入していきます。

アセット編で考えた資産配分

コア部分はインデックス投資信託を選択します。

昨今の手数料競争により海外株式のインデックス投資信託が圧倒的に優位となっていますので、

コア商品は全額海外株式投資信託からチョイスしていきます。(10万円/月)

その他の海外株式(5万円/月)、国内株式(4.5万円/月)、海外債券(7.5万円/月)、REIT(3万円/月)は

配当も狙いつつ、サテライトとしてETFから商品を選びます。

つみたて投資枠の購入商品

つみたて投資枠では海外株式のインデックス投資信託を購入していきます。

そもそも海外株式のインデックスってどんな種類があるの?という話ですが、

大きなカテゴリでは全世界株式/先進国株式/新興国株式/地域別・国別株式(米国、欧州、インド等)に分かれます。

また、それぞれのカテゴリには複数のインデックスが存在します。

例えば、全世界株式であれば”オルカン”でお馴染みのMSCI ACWI(オールカントリーワールドインデックス)や、

米国ETF”VT”が連動しているFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスといったインデックスがあります。

つみたて投資枠で購入できるインデックス商品であれば特殊なインデックスはほとんど採用されていないので、

同一カテゴリ内であればどのインデックスを選んでも、そこまで大きな乖離はありません。

なので、最も運用成績のいい商品をひとつ選択するのが一番合理的ではあります。

が、個人的にはいろいろ持っておきたい派なので、各大カテゴリからインデックスを2種類ずつ、計8本の投資信託で運用を開始します。

スクロールできます
カテゴリ商品名ベンチマーク信託報酬積立金額
全世界株式eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス0.05775%以内15,000円
全世界株式SBI・全世界株式インデックス・ファンド FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス0.1102%程度 15,000円
先進国株式eMAXIS Slim 先進国株式インデックス MSCIコクサイ・インデックス0.09889%以内 15,000円
先進国株式SBI・先進国株式インデックス・ファンド FTSEディべロップド・オールキャップ・インデックス0.1022%程度 15,000円
新興国株式eMAXIS Slim 新興国株式インデックス MSCIエマージング・マーケット・インデックス0.1859%以内 5,000円
新興国株式SBI・新興国株式インデックス・ファンド FTSE・エマージング・インデックス0.176%程度 5,000円
国別eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)S&P5000.09372%以内15,000円
国別SBI・V・全米株式インデックス・ファンド CRSP USトータル・マーケット・インデックス0.0938%程度 15,000円
つみたて投資枠購入商品

過去の実績を見つつ、新興国株式は少なめに設定しています。

成長投資枠の購入商品

成長投資枠では同じくインデックス投資で成長性を求めつつ配当金も狙うため、ETFに投資します。

また、つみたて投資枠は為替ヘッジのない商品のみで構成したので、成長投資枠の海外商品は為替ヘッジのあるものを中心に選択します。

国内株式

国内株式はインデックス・高配当の2方面から選定します。

まずインデックスは、最近高値更新も達成しているTOPIX連動のETFを購入。

高配当系のETFに関しては信託報酬(経費率)が高かったり、購入単価が高かったりと、

インデックス系に比べると選択難易度が高いのですが、今回は配当重視で購入します。

コード商品名信託報酬分配金利回り
(2023/11/24時点)
購入金額
1475iシェアーズ・コア TOPIX0.0495%1.87%15,000円
2564グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF0.429%4.18%30,000円
国内株式ETF購入商品

海外株式

海外株式については、為替ヘッジありのETFを選びますが、商品種類としてはつみたて投資枠でも購入したインデックス系とします。

海外株式はインデックスの成長率が高いので、王道のインデックスを外す必要はないと考えています。

コード商品名信託報酬分配金利回り
(2023/11/24時点)
購入金額
2563iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF(為替ヘッジあり)0.077%1.39%25,000円
2514NEXT FUNDS 外国株式・MSCI‐KOKUSAI指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信0.187%1.71%25,000円
海外株式ETF購入商品

海外債券

海外債券は成長し続けている指標のようなものがなく、比較的低リスクと言われながらも最近は値動きが激しいので、

様子見状態となっています。

購入商品が決定できていない状況ですが、分配金利回り重視で以下のように仮置きしています。

コード商品名信託報酬分配金利回り
(2023/11/24時点)
購入金額
2512NEXT FUNDS 外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジあり)連動型上場投信0.132%2.03%15,000円
2621iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替ヘッジあり)0.154%2.48%15,000円
1496iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり)0.308%3.84%15,000円
2622iシェアーズ 米ドル建て新興国債券 ETF(為替ヘッジあり)0.495%4.38%15,000円
1497iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債ETF(為替ヘッジあり)0.638%5.42%15,000円
海外債券ETF購入商品

国内REIT/海外REIT

REITはインデックス系のETFを購入します。

とはいえ、東証に上場しているETFはそこまでバリエーションがないので、利回りや信託報酬などから、無難な選択をしていきます。

コード商品名信託報酬分配金利回り
(2023/11/24時点)
購入金額
1476iシェアーズ・コア Jリート ETF0.165%3.87%15,000円
2515NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信0.187%3.47%15,000円
REITETF購入商品

まとめ

つみたて投資枠の配分

  1. 全世界株式 30,000円
  2. 先進国株式 30,000円
  3. 新興国株式 10,000円
  4. 全米株式  30,000円

成長投資枠の配分

  1. 国内株式 45,000円
  2. 海外株式 50,000円
  3. 海外債券 75,000円
  4. REIT   30,000円

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